「セミナー物理」の使い方
「セミナー物理」の使い方

「セミナー物理」の使い方

SSS Education とは…
「国内最高峰の教育を、全国へ。」の理念をもとに、2022年に設立。講師は全員東大理3生で、経歴が様々な講師が在籍。現役生、浪人生、再受験生まであらゆる生徒の指導経験が豊富で難関大学、医学部へ多くの合格者を輩出。SSS Educationの提供する教育プログラムは、才能やセンスを必要とせず、誰でも努力次第で国内トップレベルの能力を身につけることができます。対面生、地方の生徒(オンライン)でもしっかり学べるカリキュラムを構築し展開している。

・目次

セミナー物理とは?  総ページ数  総問題数  レベル  いつまでに終わらせるか 学習の進め方  ①高1,2で、他の科目も忙しく、物理に時間が割けない人  ②高1,2で、他の科目が安定しており、比較的物理に時間を割きたい人・学校の先取りをしたい人  ③高3で、物理を受験に向けて仕上げる人  ④浪人・再受験生で、物理をおさらいしたい人 おすすめポイント  ①教科書がなくても大丈夫!  ②簡単な問題から、難しい入試問題まで  ③詳しい解説

セミナー物理とは?

 総ページ数

376ページ

 総問題数

625問(例題を除く)

力学259問
熱力学73問
波動102問
電磁気131問
原子60問

 レベル

高校物理初学者の高校1年生、高校2年生、再受験生。大学受験に向けて物理を仕上げたい高校3年生。

物理はすでに一通り終わっているが、基礎的なところから勉強し直したい浪人生。

この参考書を完璧にすることで、共通テストでの高得点・GMARCH・医学部合格レベルまで身につきます。

事実、筆者の友人で、セミナー物理だけを何周もして、某国公立医学部医学科にほぼトップで合格した人もいます。

ただし、早慶・難関医学部・東大京大を目指される方は、この参考書の後に、レベルの高い参考書も解くことを薦めます。

 いつまでに終わらせるか

先述の通り、この参考書は対応するレベルが広いです。そのため、所要期間は、学年・各人の目標によって異なります。

以下、4通りに分けて記しますので、自分に対応するものを見てみてください!

①高1,2で、他の科目も忙しく、物理に時間が割けない人
→学校の進度に習って進める。高3夏までには全て終わらせよう。(1〜2年間)

②高1,2で、他の科目が安定しており、比較的物理に時間を割きたい人・学校の先取りをしたい人
高2終わりまでに終わらせよう。(1年間)

③高3で、物理を受験に向けて仕上げる人
8月までに終わらせよう。(6ヶ月)

④浪人・再受験生で、物理をおさらいしたい人
8月までに終わらせよう。(3〜6ヶ月)

学習の進め方

先述の①〜④に分けて、勉強の仕方を教えていきます。

 ①高1,2で、他の科目も忙しく、物理に時間が割けない人

ほとんどの高校生はこれだと思います。まずは、英語・数学ⅠAⅡBを充実させましょう。

高3はどうしたって理科と数Ⅲの比重が重くなってしまうので、「英語と数ⅠAⅡBの学力向上は高2まで」というつもりで取り組んでください。

その上で物理は学校の進度に沿って勉強していきましょう。

基本例題→基本問題→発展例題→発程問題の順に解きます。基本問題が充実しているので、同じ学習内容を様々な視点から捉えることができますよ。

大切なのは、「3周すること。とはいえ、全てを3周するのは大変なので、問題数を絞りましょう。

2周目は基本問題の間違えた問題と発展問題全て、3周目は1,2周目で間違えた問題全て、にするのがオススメです。

各章が終わるごとにその章の2周目、3周目をやると、覚えているところも多く定着しやすいです。

1周することに満足しがちですが、意外と「できないままになっている」ことは多いもの。

分かる、と、できる、の違いは優秀な人ほどよく理解しています。

1周目でできないことを認知し、2周目でできるように訓練し、3周目でできるようになっていることを確認する。

よく言われることですが、いろいろな参考書に手を出す人よりも、同じ参考書を大事にする・何周もする人の方が、必ず伸びます。

 ②高1,2で、他の科目が安定しており、比較的物理に時間を割きたい人・学校の先取りをしたい人

英数に比較的余裕があり、総合の成績もいいなら、先取りしたい人もいるでしょう。

セミナー物理では各章のはじめに「基本知識と公式」がコンパクトにまとまっているので、これを読んで基本例題・問題から解いていきましょう。

より詳しい説明が知りたくなったら、教科書を参照しましょう。

先に進みたいとはいえ、「2周」は必ずやってください。1周目で間違えたところだけで良いでしょう。

理由は①で書いた通り。1周しただけでは、できないままの問題が想像以上に多いからです。

 ③高3で、物理を受験に向けて仕上げる人

これに該当する人は、もともと①に対応していた人が多いのではないでしょうか。

学校の進度に合わせて勉強していて、夏〜秋に物理が全範囲終わるという方に向けて書きます。

③の方は、ひとまず学校の進度に合わせて1周。そして間違えた問題のみ2周目を行いましょう。

もし、「学校よりも先取りしたいな…」と思ってもオススメはしません。

高1,2のうちに先取りすることは一定のメリットがあるものの、高3で先取りを始めるのはメリットが少ないからです。

その時間があるなら、数学に時間を割いたり、物理の既習範囲で難しい問題に挑戦したりすることを勧めます。

私自身はまさにこの③の受験生でした。東大志望だったので、セミナーと並行して、既習範囲の名問の森を解いていました(無事現役合格しました)

 ④浪人・再受験生で、物理をおさらいしたい人

浪人・再受験する方にも、セミナーはオススメです。

苦手分野がある方はその分野だけ、基本をおさらいしたい方は全体を1周しましょう。これを遅くとも8月までに終わらせましょう。

1周終わった感触で、まだ解けない問題が多そうな場合は問題を選んで2周目を行い、過去問演習に入りましょう。

セミナーレベルに自信が持てたら、難しい参考書に手を付けるのもオススメです。

おすすめポイント

 ①教科書がなくても大丈夫!

セミナー物理の各章の初めには、分野ごとの重要な概念、公式が簡潔にわかりやすく載っています。

基本的な知識が一覧で見られるようにしたい、けれどわざわざ教科書が必要なほどじゃない、という人には最適!

試験前にさらっと見直すのにも役立ちますし、先取りしたい時にも読むだけで基本問題が解けるようになります。

 ②簡単な問題から、難しい入試問題まで

セミナー物理の最初の問題は、ヒントも多く、初学者にも大変解きやすくなっています!

プロセス→基本例題→基本問題→発展例題→発展問題→総合問題の順に、徐々に難しくなっていきます。

基本例題、発展例題はプロセス、基本問題、発展問題の間を埋めるような難易度なので、順番にやっていけば、少しずつ確実に理解を深めることができます。

発展問題、総合問題は軒並み入試問題の改変した問なので、1分野解き終わった後には、「これで入試でも戦える」と充実感を得ることもできますよ。

多くの入試問題が改題されていることから、「実力試し」よりは「本質理解」に繋がりやすい構成になっているところに、製作者の趣向を感じます。

 ③詳しい解説

セミナー物理は解説も充実しています。

難しい参考書だと、時折、解説が単調で分かりにくいこともありますが、この問題集にその心配は要りません。

解答冊子は問題冊子とほぼ同じ厚さというフォローの手厚さ。

初学者にもわかりやすい表現かつ、物理学的に誤りのない言葉使いで、論理の飛躍がない素晴らしい解説が書かれています。

周りに物理を聞ける人がいない環境で頑張りたい人にも、ピッタリの1冊かと思います。

SSS Educationって?

SSS Education「国内最高峰の教育を、全国へ」の理念をもとに2022年6月30日に創業しました。
講師には東大理3生のみを採用しており、質の高い教育を届けています。
SSS Educationの教育内容は、才能やセンスに頼らない設計にし、

誰しもが 努力をすれば国内屈指の実力を体得出来るカリキュラムを開発しております。
正しい知識を持った講師が一人ひとりに合わせた適切な学習計画を構築し、効率を最大限に高めていきます。
あなたの努力の方向性を正し、合格へと導きます。
※2024年合格実績…(40名中)
東京大学 – 理科三類(2名中2名合格),理科二類,理科一類(2名)
国立医学部 – 10名 , 私立医学部 – 8名
40名中医学部合格者20名、東大、一橋大学を含む難関大学16の合格者 (3/27時点)

※SSS Educationでは入塾制限を設けておりません。全ての方にご利用いただけます。

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