「世界史論述練習帳new」の使い方
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SSS Education とは…
「国内最高峰の教育を、全国へ。」の理念をもとに、2022年に設立。講師は全員東大理3生で、経歴が様々な講師が在籍。現役生、浪人生、再受験生まであらゆる生徒の指導経験が豊富で難関大学、医学部へ多くの合格者を輩出。SSS Educationの提供する教育プログラムは、才能やセンスを必要とせず、誰でも努力次第で国内トップレベルの能力を身につけることができます。対面生、地方の生徒(オンライン)でもしっかり学べるカリキュラムを構築し展開している。

・目次

世界史論述練習帳new とは?  本書の概要  総ページ数と総問題数  所要時間とレベル 学習の進め方  問題の解き方  模範解答を信じ切らない  正確な解答を作ろう! おすすめのポイント  ①論述の書き方が身に付く  ②実際の過去問を集めてきている  ③付録の「基本60字」が有効

世界史論述練習帳newとは?

 本書の概要

「世界史論述練習帳new」は、長めの論述問題(300〜600字)を解く力を養う参考書で、著者は中谷臣という方です。

「世界史教室」という名前のブログを運営しており、そこでは東大や京大、一橋の過去問についての解説や、模試や参考書の批評、合格した受験生の答案のなどが掲載されています。

本書と並行して、参考にしてみると良いでしょう。

 総ページ数と総問題数

186ページあり、大学入試の過去問からピックアップされた、全部で46問の論述問題が収録されています。

また付録として「基本60字」という72ページの別冊がついていて、それには各地域、各時代ごとの頻出問題(60字での記述)が収録されています。

 所要時間とレベル

一日一問ずつ解けば、2ヶ月ほどで終わります。

過去問演習の前段階として、本書で論述問題への向き合い方を身につけることをオススメします。

一問にかける時間は無限大です。何分以内に解こうと考えなくて良いです。

本書の中にも書いてありますが、まずは、教科書などの参考書を見ながらでも、時間をいくら使ってもいいので、とにかく自分が納得のいく解答を作り上げることが大事です。

レベルとしては、通史を一通り学習済みで、かつ東大京大一橋筑波など、300字以上の論述が出題される大学を目指している受験生向けとなっています。

 学習の進め方

 問題の解き方

素直に前から解いていきましょう。

先ほども書いたように、時間無制限で自分の納得のいく解答を作ります。

教科書、用語集、参考書、何でも使って調べてもOKです。

その上で、解答解説を見るようにしましょう。

先に見てしまっては全く力になりません。チラッと見るのもダメですよ!

自分で調べて、自分で考える。そうして苦労しながら解くのが大切です。

解答を作る際には、いきなり書き始めてはいけません。必ず構想メモを作りましょう!

解答の構造を決める大枠のことです。

詳しくは本書の中で説明されています。

 模範解答を信じ切らない

解答解説を読む段階においてですが、一つの模範解答を信じ切らないでください。

当たり前ですが、論述に唯一絶対の模範解答はないからです。

本書では、著者の解答例はもちろん、他の生徒の解答案も載っており、他人の解答を客観的に見て添削する力も養います。

そうして、自分の答案に対しても客観的に添削できる力が身につけば、より高度で洗練された、自信の持てる答案に近づくはずです。

余談ですが、過去問演習を行うときも、いろんな答案を見て、比較してみたり、評価してみるのもとても良い練習になります。

東大であれば、赤本や青本であったり、ネット上でも予備校などが公開していたりします。

友達同士で答案を採点し合ったりしてみるのも良いでしょう!

(大切な友達を失わないように言い方には気をつけましょう。大学受験を一緒に頑張った友達は一生の友達になります)

 正確な解答を作ろう!

世界史論述の問にはいくつかのパターンがあります。

変化や影響、比較や意義などです。

問いに対して、しっかりとその答えになっているような答案を書かなければいけません。

変化はその前後について書かなければいけませんし、比較は同じ観点での変化を書かなければいけませんし、影響と意義は区別しなければいけません。

でも、世の中の出版物に載っている「模範解答」の中にも案外そこができてなくて、ただ知識を詰め込んだだけの答案も多いものです。

解説文も何だか答えありきの解説をしているものが多いです。

「問いに対して正確に解答を作る」ことを意識して取り組みましょう!

解答を作って、解答解説を読んでみる、そして最後にまた自分の解答に戻って、修正してみましょう。

おすすめのポイント

 ①論述の書き方が身に付く

やはり世界史論述の書き方を身につけるにはこの本がおすすめです。

知識だけを並べても解答にはなりません。

何が問われているかを把握して、そのアンサーになるように解答を作ることが必要です。

よくある問いのパターンに対してどのように考えるべきか、を学ぶことができます。

また解答を評価する力も養われ、それは自分自身の書く答案に対しても発揮することができ、自信を持てる解答を作れるようになるでしょう!

 ②実際の過去問を集めてきている

過去問は大事です。

過去問は、大学の先生が入試という非常に大切なイベントに向けて、丹精込めて作り上げた問題です。(きっと)

だからこそ、出版社や予備校が考えた問題よりも、よく練られているのではないかと思うのです。

そして、過去問にはメッセージがのっています。

独自の問題ではなく、実際の過去問をピックアップしてきて掲載されていることは、参考書を選ぶ上で大事なポイントだと思っています。

 ③付録の「基本60字」が有効

冒頭でも少し触れましたが、別冊で小冊子がついています。

それには、各地域、各時代ごとの頻出問題(60字での記述)が収録されています。

論述特有のテーマを知識として効率的に身につけることができます。

SSS Educationって?

SSS Education「国内最高峰の教育を、全国へ」の理念をもとに2022年6月30日に創業しました。
講師には東大理3生のみを採用しており、質の高い教育を届けています。
SSS Educationの教育内容は、才能やセンスに頼らない設計にし、

誰しもが 努力をすれば国内屈指の実力を体得出来るカリキュラムを開発しております。
正しい知識を持った講師が一人ひとりに合わせた適切な学習計画を構築し、効率を最大限に高めていきます。
あなたの努力の方向性を正し、合格へと導きます。
※2024年合格実績…(40名中)
東京大学 – 理科三類(2名中2名合格),理科二類,理科一類(2名)
国立医学部 – 10名 , 私立医学部 – 8名
40名中医学部合格者20名、東大、一橋大学を含む難関大学16の合格者 (3/27時点)

※SSS Educationでは入塾制限を設けておりません。全ての方にご利用いただけます。

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