「基礎英文解釈の技術100」の使い方

・目次

基礎英文解釈の技術100 とは？ 　総ページ数と総問題数 　所要時間 　レベル 学習の進め方 　解き方 　解説の見方 おすすめポイント 　1. 一問当たりのワード数が少ないので効率よく勉強できる 　2. 文法構造が細かく解説されている 　3. CD付きなので音声でも勉強できる

基礎英文解釈の技術100とは？

　総ページ数と総問題数

ページ数は228ページです。

問題数は100個の例題と100個の演習問題の、合計200問が収録されています。

入試問題で頻出の複雑な構文を含んだ、30ワード前後の短い英文を和訳する練習を積むことができます。

　所要時間

1問にかける時間はそれほどかからないので、1日に３セットずつ解き進め、1ヶ月ほどで１周できると良いでしょう。

解けなかった問題にはチェックしておいて、2周目で見返しましょう。

　レベル

中堅〜難関大学を目指す受験生におすすめです。

またこの問題集にはいくつかレベルがあります。

高校１、２年生でまだ受験勉強を本格的に始めていない場合は、「入門　英文解釈の技術７０」から始めてみるのも良いでしょう。
また、難関大受験生には、上級レベルの「英文解釈の技術１００」がおすすめです！

学習の進め方

　解き方

前から問題を解き進めていきましょう。まずは例題に着手します。

そもそもこの問題集が、難しい構文を含んだ英文を正確に解釈できるようになろうというコンセプトのため、当然スラスラと読めることは少ないでしょう。

ですが、そこですぐに解説を読んではいけません。

どういう文法構造になっているのか、自分なりに色々な仮説を立てて、じっくり考えてみましょう。

早く読めるようになる、という目的ではないので、どれだけ時間をかけても構いません。

解く際は、節ごとにかっこでくくっていくなど、英文に文法記号をふるのがおすすめです。

長文を読む時には遅くなってしまうのでやりませんが、長文の中で難しい文法構造が出てきた部分や、英文和訳の際は活用するのがおすすめです。

　解説の見方

さて、しっかり時間をかけて考えた後に、解説を見てみましょう。

解説には、詳しく文法構造が書かれていますので申し分ありません。

またその構文を読み取るために注目すべきポイントも書かれていますので、それらを自分のものにしていきましょう。

解いたあとは、同じような文法構造を含んだ例題に取り組みましょう。

例題の直後に演習に取り組むのも良いですし、例題を３つほど解いてから演習を３つ解く、という形でも良いでしょう。

また本書にはCDが付いていますので音声で聞くこともおすすめです。

実際に聞いてリズムを掴む方が脳に定着しますし、リスニング問題でも複雑な構文を理解できるようになれればグッジョブです。

おすすめポイント

　1. 一問当たりのワード数が少ないので効率よく勉強できる

入試によく出る５０ワード前後の英文を切り取ってきて問題にしており、長文を読む負担が少なく、ピンポイントで英文解釈を学ぶことができます。

比較的短い時間で、多くの問題を解くことができ、様々な解釈技術を身につけられます。

　2. 文法構造が細かく解説されている

全ての単語について、文の中でどのような役割なのか、（主語、目的語、述語、副詞節、関係代名詞節などなど、、）が記されています。

それによって複雑な構文が頭の中がクリアに捉えることができます。

またそれらの文法構造を掴むためには、何に注目することがポイントなのかも記載されているので、実践での力も身に付くでしょう。

　3. CD付きなので音声でも勉強できる

英文解釈の問題集にリスニング用の音声がついてることは珍しいです。

ですが、音声で聞くことによって知識も定着しやすいですし、リスニング力の向上にもきっとつながるはずです。

英語は言語なので、音で学習することにはメリットにあふれています。