「文系数学の良問プラチカ」の使い方
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SSS Education とは…
「国内最高峰の教育を、全国へ。」の理念をもとに、2022年に設立。講師は全員東大理3生で、経歴が様々な講師が在籍。現役生、浪人生、再受験生まであらゆる生徒の指導経験が豊富で難関大学、医学部へ多くの合格者を輩出。SSS Educationの提供する教育プログラムは、才能やセンスを必要とせず、誰でも努力次第で国内トップレベルの能力を身につけることができます。対面生、地方の生徒(オンライン)でもしっかり学べるカリキュラムを構築し展開している。

・目次

文系数学の良問プラチカ とは?  総ページ数・総問題数  所要時間  レベル 学習の進め方  はじめに  具体的な使い方の例 レベルに合った学習法

文系数学の良問プラチカとは?

今回私が紹介するのは河合塾が出版している文系数学の良問プラチカです。

文系向けということで、数学1A2Bの範囲の問題集ですが、難易度的に理系の方が使用しても全く問題ないと思われます。

 総ページ数・総問題数

総ページ数は、問題が48ページに対して解説が286ページと手厚い解説がついています。

総問題数は149問です。分野ごとに分かれていて、12セクションから構成されています。

 所要時間

難易度がそれなりに高いので、一日3問解いて2ヶ月弱(物足りない方は4問で1ヶ月強)というペースがちょうどいいかもしれません。

分野ごとの得意不得意でペースを調整していくのも良いと思います。

 レベル

この参考書には「文系難関大学」向けと書いています。

事実、参考書の難易度自体は高いのでその通りと言えます。

具体的なレベル感としては、東大・京大・一橋大、もしくは早慶を数学で受験する文系学徒はマストで、旧帝大を受験する文系学徒で数学が得意もしくは得意にしたい人であればできれば解いていたい、ぐらいのレベル感です。

学習の進め方

 はじめに

この問題集に掲載されているのは、まさに良問です。難易度こそ高いですが、レベルの高い基礎がつけられます。

その分野の基本的な内容をしっかりおさえているのは前提で、まず初見で解いてみましょう。

初見でほとんど解けない場合はまだレベルが足りていないので、この問題集を解くのは一旦やめて、基礎の復習、もしくはもう少し易しい問題集で鍛錬を積んでから出直しましょう。

初見で5割弱以上解ける場合はそのまま続けて大丈夫です。

この問題集に掲載されている問題は、難しいながらもシンプルな良問が多いです。

つまり複数の「道具」を組み合わせて解く実践的な問題演習というよりも、高度な「道具」自体を身につけるための問題といったイメージです。

ここで身に付く道具は難関大学の問題を解く上では必須です。

そのため、直前の追い込み演習向けというよりも、もう少し手前の段階(〜遅くとも年末)で解いて、道具を血肉に変えておくことをお勧めします。

 具体的な使い方の例

まず初見で解いてみます。

10分から15分考えてさっぱりであれば解答を見ましょう。

解答を読み、きちんと理解した上で、初見で解けなかった問題の番号に印を入れます。

次に時間を空けて復習するときは、印のついた問題を優先して解きます。

もしかしたら、時間が経つ頃にまた解法がわからなくなっているかもしれません。

私の感覚では、一度解けなかった問題は、時間を空けると、2度目でも半分くらいは解けないことがあります。

そうして2度目でも解けなかった問題にはまた印をつけます。

3度目、4度目と同じことを繰り返して、印をつける問題がなくなったら逆に初見で解けた問題を軽く復習します。

おそらく9割はスラスラ解けるのでそこまで時間はかからないでしょう。

ここでもし解けない問題があればまた印をつけます。

この状態まで来たら、最後に一つでも印のついている問題を復習します。スラスラ解けるはずです。

これでプラチカはほぼ完璧です。試験前に印が多くついている問題(=苦手な問題)を重点的に復習すれば良いと思います。

2度目3度目と回を重ねるごとに、最初の思考時間は短くして構いません。解法を脳に刻み血肉と変えましょう。

レベルに合った学習法

数学で大事なことは、現在の自分の学力レベルに適した参考書を使うことです。しっかりと一段一段登っていきましょう。

現役時代、時間がなかった私は、数学をほぼノー勉(確率と整数だけやった)で、他の科目に選択と集中を行い、受験に挑みました。

そんな邪な勉強が通用するはずもなく(確率の出題もなく!)、無事撃沈しました。

そして浪人を決めてまずやったことは、教科書を一から読むことでした。教科書の問題から一つ一つ解き直しました。

そして予備校では東大クラスの授業に加えて基礎クラスの数学の授業にも混じり、とにかく基礎を固めました。

そうして夏模試までに基礎だけを丁寧に固めて、まだ解けないだろうと思いながら迎えた夏の東大模試では、数学の偏差値は軒並み60を超え、良いものでは70を超えていました。衝撃的でした。

プラチカなどの問題集に手をつけたのは、夏模試以降でした。

何が言いたいのかというと、周りの声に惑わされずに自分のレベルにあった参考書を使うことが一番の近道だということです。

もちろん様々な不安もあるでしょうが、SSSの先生を信じて(盲信はいけませんが!)、彼らが提示してきたことをこなしていきましょう。

SSS Educationって?

SSS Education「国内最高峰の教育を、全国へ」の理念をもとに2022年6月30日に創業しました。
講師には東大理3生のみを採用しており、質の高い教育を届けています。
SSS Educationの教育内容は、才能やセンスに頼らない設計にし、

誰しもが 努力をすれば国内屈指の実力を体得出来るカリキュラムを開発しております。
正しい知識を持った講師が一人ひとりに合わせた適切な学習計画を構築し、効率を最大限に高めていきます。
あなたの努力の方向性を正し、合格へと導きます。
※2024年合格実績…(40名中)
東京大学 – 理科三類(2名中2名合格),理科二類,理科一類(2名)
国立医学部 – 10名 , 私立医学部 – 8名
40名中医学部合格者20名、東大、一橋大学を含む難関大学16の合格者 (3/27時点)

※SSS Educationでは入塾制限を設けておりません。全ての方にご利用いただけます。

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