「総合的研究 論理学で学ぶ数学」の使い方 
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SSS Education とは…
「国内最高峰の教育を、全国へ。」の理念をもとに、2022年に設立。講師は全員東大理3生で、経歴が様々な講師が在籍。現役生、浪人生、再受験生まであらゆる生徒の指導経験が豊富で難関大学、医学部へ多くの合格者を輩出。SSS Educationの提供する教育プログラムは、才能やセンスを必要とせず、誰でも努力次第で国内トップレベルの能力を身につけることができます。対面生、地方の生徒(オンライン)でもしっかり学べるカリキュラムを構築し展開している。

・目次

総合的研究 論理学で学ぶ数学とは?  総ページ数  構成  レベル  所要時間 学習の進め方 おすすめポイント

「総合的研究 論理学で学ぶ数学」とは?

今回紹介するのは、「総合的研究 論理学で学ぶ数学」です。

元予備校講師で、数学者でもある長岡亮介先生の執筆した、数学の解説、問題集です。

この本は、「かつ」、「または」、「ならば」、「否定(〜でない)」のような、条件や集合に対して用いる数学的な表現を演算子記号を用いて表すとともに、「存在する」や「全ての」といった表現を量化子記号によって表すことで、
数学をより論理的な見方で眺めることができるようにするというスタンスで書かれており、記号による表現の仕方やその理論の解説と、それを実際に数学の問題に応用していく方法、練習問題などが含まれます。

 総ページ数

152ページ

 構成

第1章:前奏曲会話形式で記号論理を導入
第2章:主題記号論理の理論と演習
第3章:変奏第2章の数学の実際の問題への応用
第4章:練習全体の練習

 レベル

国公立難関〜

数学の記号による表現は一見複雑そうに見えますが、実際は記号で表現する方が単純であることがほとんどであり、さらに、本質的です。

しかし一方で、ある程度、高難度であることも事実です。

東大や京大のような難関大を目指す方は、共通テストの目処が立った段階で取り組んでいただきたいですが、中途半端に触れることは禁物です。

 所要時間

1週間〜1ヶ月

学習の進め方

基本的に、論理記号の使い方の説明をしながら進むので、その部分1行1行目追って、全力で理解するという進め方が良いと思います。

出てくる表現や式については自分で書き写す(写経!)することで身につくでしょう。

また、練習問題については自力で記号による表現を用いて解答できるか試してみることが大切です。

記号表現は慣れるまで、自分でも何をやっているのか分からなくなってしまいがちで、理解するのも難しいです。

ですから、じっくりと読み込んで理解できるように努めましょう。

この本は高校では扱うことのない数学表現を用いるものであり、また、記号表現は高校数学では忌避されがちなものではありますが、、

できるようになって損はないですし、基本的に数学をやるのであれば使わないにしても理解はできているべきですので、難関大を目指すのであれば、ある程度(共通テストが8割取れるぐらい)数学ができるようになった段階でぜひ取り組んでいただきたいです!

おすすめポイント

会話形式で進む部分があり、難しいことをやっている割に、非常に読みやすいです。

また、軌跡領域の分野の問題に強くなるだけでなく、その後の応用次第で全体的な数学力のアップにつながるという点で優れた参考書です。

SSS Educationって?

SSS Education「国内最高峰の教育を、全国へ」の理念をもとに2022年6月30日に創業しました。
講師には東大理3生のみを採用しており、質の高い教育を届けています。
SSS Educationの教育内容は、才能やセンスに頼らない設計にし、

誰しもが 努力をすれば国内屈指の実力を体得出来るカリキュラムを開発しております。
正しい知識を持った講師が一人ひとりに合わせた適切な学習計画を構築し、効率を最大限に高めていきます。
あなたの努力の方向性を正し、合格へと導きます。
※2024年合格実績…(40名中)
東京大学 – 理科三類(2名中2名合格),理科二類,理科一類(2名)
国立医学部 – 10名 , 私立医学部 – 8名
40名中医学部合格者20名、東大、一橋大学を含む難関大学16の合格者 (3/27時点)

※SSS Educationでは入塾制限を設けておりません。全ての方にご利用いただけます。

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