「鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」の使い方
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SSS Education とは…
「国内最高峰の教育を、全国へ。」の理念をもとに、2022年に設立。講師は全員東大理3生で、経歴が様々な講師が在籍。現役生、浪人生、再受験生まであらゆる生徒の指導経験が豊富で難関大学、医学部へ多くの合格者を輩出。SSS Educationの提供する教育プログラムは、才能やセンスを必要とせず、誰でも努力次第で国内トップレベルの能力を身につけることができます。対面生、地方の生徒(オンライン)でもしっかり学べるカリキュラムを構築し展開している。

・目次

鉄壁とは?  レベル 学習の進め方  高2や高3生など、英語に少し触れてきている人  英単語の自信がまだない人 細かな取り組み方について  分単位の反復  日単位の反復  週単位の反復  リスニング対策 おすすめポイント  まとめ方  見出しのイラスト  復習テスト

鉄壁とは?

鉄壁とは、東京大学受験指導専門塾鉄緑会が出版している英単語帳です。

総ページ数は682ページ。単語のページ数は651ページもあります。

鉄壁は50セクションにわかれていて、1セクションあたり13ページ程度です。

11ページが単語(熟語)、残り2ページがそのセクションの総復習テスト、という構成になっています。

1セクションごとに40単語程度の見出し語があり、派生後も1ページあたり3〜4語ほど掲載されています。見出し語だけで2176単語(熟語を含む)収載されています。

 レベル

大学共通テストレベルの単語が大体分かる人が、難関大の2次試験レベルの単語が分かるようになるようになるための単語帳です。

英検で言うところの主に2級から準1級レベルのものが収載されているイメージだと思います。

学習の進め方

まず、どれくらいのスパンで進めていけばいいかを説明します。

 高2や高3生など、英語に少し触れてきている人

1セクションの見出し語は40単語程度なので、1日1セクションを目標に、1日1時間程度取り組むことをおすすめします。

もちろん、もっと長く取り組んでも構いませんが、他の科目や英語の他の勉強とのバランスを考えて、多くなりすぎないように調整してください。

1週間の終わりには、その週の総復習(6セクション分程度)を行い、2ヶ月でまず1週目を終わらせるようにしましょう。

その後の1ヶ月は早めに回し、定着を図ることが大切です。全体で3ヶ月で鉄壁の英単語力を身につけることを目指しましょう。

 英単語の自信がまだない人

1セクションは40単語程度ではありますが、派生語を含め、いくつかの例文もあるので、2日で1セクションに取り組むことをおすすめします。

1日1時間程度取り組み、合計2時間で1セクションを覚えきるようにしましょう。

そして、5セクション毎にそれまでの総復習をするなどして、定着を図っていきます。

4ヶ月程度で1周を終わらせ、その後は「高2、高3生など向けの取り組み方」と同じように取り組むことがおすすめです。

中学1年から高校1年までは、英語や数学に多くの勉強時間を費やしても良い時期なので、上記の方法よりも早く取り組めるかもしれません。

細かな取り組み方について

大事なことだけを先に言っておくと、それは分単位、日単位、週間単位の反復による定着と、アウトプットによる定着です。

鉄壁の1セクションは意味や文脈でまとまっているものが多いので、必ず単語同士の関係や使われ方、類似する意味の単語があれば使い方の違いを意識しながら取り組むといいです。

類似する単語が出てきたら、必ず既出の類似単語と比較したり、例文を読みながら一緒に覚えましょう。

また動詞なら、必ず例文を読みながら、自動詞他動詞の確認も怠らないようにしましょう。

 分単位の反復

1セクションの後ろについている復習テスト問題は、アウトプットの練習になると同時に、使い方の違いや文法上のルールなどを意識するきっかけにもなるので、1セクションの最後に必ず取り組むといいです。

復習テストをしている時に確認するのでもいいですが、最後に必ずもう1回1セクション全体に目を通すことはマストだと思っていただけるといいです。

エビングハウスの忘却曲線の話を聞いたことがある人もいらっしゃると思いますが、20分ほど経つと、覚えたことの半分ほどは忘れてしまうそうです。

なので、1時間のうち最後の10分ほどは確認テストを含め、少なくとも1回はセクション全体を見る時間を作ることがとても大切だと思います。

 日単位の反復

その日中に、例えば帰りの電車内や夜寝る前などに、5分くらいで1セクションをもう一度ざっと目を通すというのをルーティン化した方がいいです。

負担になってしまうと良くないので、あくまでざっと目を通すだけですが、これだけでもいくつかの単語はかなり定着すると思います。

さらに言えば、その次の日の、朝ご飯を食べている時や通学しているときにまた5分くらいでざっと確認するのがいいです。

反復がとても大切なので、細かな時間でざっと目を通すというのはとても大切です。

ただ、他教科の勉強もとても大切なので、ざっと確認したときに覚えていなかったからといって、覚える時間をさらに別に設けてしまって、結果的に単語帳に2時間以上かけてしまっていたというのは避けたいところではあります。

ただし、まだ時間に余裕がある人に限ってはこの限りではありません。

 週単位の反復

週間の総復習も忘れないようにしましょう。

セクションを横断して類似している単語同士について気を付けたり、自分なりの文を作って単語同士を一緒に使ったりして、個々ではなく全体で覚えていくようにするととてもいいと思います。

総復習も見て終わりではなく、復習テストを軽く解いてみたり、英語と日本語を交互に隠してみたりして、アウトプットにもなるように取り組むことが大事です。

 リスニング対策

別売りでリスニング教材も発売されています。

リスニング対策などを考えると、発音記号をみながらリスニングで一回は聞いておくことも非常に大切です。

スペルと発音の仕方が、イメージと異なる場合は少なからずあるので、自分でも音読をしておくといいでしょう。

音読をすることは記憶の定着にもつながります。

おすすめポイント

 まとめ方

鉄壁は、他の単語帳と異なり、レベル別ではなく意味の類似性文脈で一緒に出てきやすい単語をまとめて掲載しています。

これにより、1セクション内で単語の意味の共通点や使い方の違い、ある文脈での単語同士の使われ方などを意識しながら取り組むことができます。

これは、単語を効率的に体系的に覚えるために非常に有効だと思います。

単語を1つずつ単体で覚えていく方法は記憶の定着という観点からはお勧めできません。

他の単語と一緒に覚えていくことで、ある単語を覚えたことが別の単語を思い出すきっかけになり、強固な記憶が作られると思います。

 見出しのイラスト

また、見出し語の単語には、その単語の意味をイメージできるようなイラストがついています。

これにより、英語と日本語の文字だけを対応させた暗記だけでなく、視覚的にも記憶ができます。

視覚的なインプットは単語を長期的に記憶するためにも非常に有効で、思い出すきっかけになると思います。

 復習テスト

さらに、各セクションの最後の2ページほどは、そのセクションの単語の意味や使い方などを復習するためのテスト問題があります。

問題を解くことによって、アウトプットの練習になったり、単語の使い方に対する理解度をさらに深めたりすることができます。

単語を見たり、書いたりしてただインプットするだけだと定着はしません。

問題を解いてみて、自分で思考した経験があるとより定着していくと思います。

SSS Educationって?

SSS Education「国内最高峰の教育を、全国へ」の理念をもとに2022年6月30日に創業しました。
講師には東大理3生のみを採用しており、質の高い教育を届けています。
SSS Educationの教育内容は、才能やセンスに頼らない設計にし、

誰しもが 努力をすれば国内屈指の実力を体得出来るカリキュラムを開発しております。
正しい知識を持った講師が一人ひとりに合わせた適切な学習計画を構築し、効率を最大限に高めていきます。
あなたの努力の方向性を正し、合格へと導きます。
※2024年合格実績…(40名中)
東京大学 – 理科三類(2名中2名合格),理科二類,理科一類(2名)
国立医学部 – 10名 , 私立医学部 – 8名
40名中医学部合格者20名、東大、一橋大学を含む難関大学16の合格者 (3/27時点)

※SSS Educationでは入塾制限を設けておりません。全ての方にご利用いただけます。

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