「新キムタツの東大英語リスニング」の使い方
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SSS Education とは…
「国内最高峰の教育を、全国へ。」の理念をもとに、2022年に設立。講師は全員東大理3生で、経歴が様々な講師が在籍。現役生、浪人生、再受験生まであらゆる生徒の指導経験が豊富で難関大学、医学部へ多くの合格者を輩出。SSS Educationの提供する教育プログラムは、才能やセンスを必要とせず、誰でも努力次第で国内トップレベルの能力を身につけることができます。対面生、地方の生徒(オンライン)でもしっかり学べるカリキュラムを構築し展開している。

・目次

新キムタツの東大英語リスニングとは?  レベルと所要時間 学習の進め方(リスニング苦手編)  取り組み方  リスニング能力の向上  入試前 学習の進め方(リスニング得意編) おすすめポイント  実際の東大入試に即した練習ができる  リスニング音源がパソコンやスマートフォンからダウンロードできる  コラムが面白い

新キムタツの東大英語リスニングとは?

今回紹介するのは、新キムタツの東大英語リスニングです。

元灘高校教師の木村達也さん(通称キムタツ)という方が監修執筆した英語リスニングの問題集です。

この問題集は総ページ数262pとなっていて、東大英語本試験10年度分の練習問題が用意されています。

具体的にはChapter1-3の3つのセクションに分かれています。

Chapter1では、リスニング問題に対応するために16のストラテジー(戦略)が解説されています。

リスニング力の向上と、問題に対応するためのテクニカルな対策の両面から、役立つ情報が紹介されています。

Chapter2では、短めの問題を通じて、1で学んだ戦略を、実際の問題でどのように活かしていくか、また問題を解いた後に何をすべきか、を学びます。

Chapter3では、本番と同様の形式での練習問題です。10年分の問題セットが用意されています。

 レベルと所要時間

本書はセンターレベルを8割くらいは得点できるという人が、二次試験のリスニングを得点源にすることができるというレベルを目指す一冊です。

東京大学の問題形式に合わせたリスニング問題集となっており、東京大学を受験する生徒にはもちろん是非使っていただきたいです。

ですが、リスニング試験が出題される難関国公立私立大学を受験する生徒にとっても、リスニングにおける得点力を高められる1冊だと思います。

リスニングにおいては東大以外だと、なかなか特定の学校に絞った問題集は少なく、どの問題集を使おうか迷ってしまう人もいるかと思いますが、そんな方にもオススメです!

所要時間ついては、目安として1週間にワンセットこなしていくペース(トータルで3ヶ月前後)がオススメです。

復習をせずに問題をどんどん解いていってもリスニング力はつきませんので、一つ一つの問題をじっくり噛み締めるのが、特に最初の段階では重要です。

学習の進め方(リスニング苦手編)

 取り組み方

僕の実体験に基づいて、英語リスニングへの取り組み方を紹介したいと思います。一例として参考にしてみてください!

まずはじめに。

二次試験でリスニングが出題される、かつリスニングに苦手意識を持ってる人!

できるだけ早く対策を始めましょう。

リスニング能力は詰め込みではどうにもなりません。

早い段階から毎日コツコツ継続していくことで力が身に付きます。

僕は浪人したので2回東大を受験しましたが、1回目は散々でした。

元々リスニング能力も無い上に、準備期間が短かったという言い訳もあります。多分、30点のうち一桁しか取れてなかった気がします。

(僕が受験した年から、選択肢の数が4つから5つに変わって、激おこでした)

 リスニング能力の向上

その反省から、浪人が始まってから、すぐに気合を入れて始めました。

まずは、純粋なリスニング能力の向上に重点をおいて取り組んでいました。

結局、流れてくる英語を全て聞き取ることができ、意味も全て理解できたら、選択肢を事前に読んでおかなくても簡単に解けると、思ったからです。

なので、最初は正解できないことをあまり気にせず、問題を解いた後を大切にしていました。

問題を解いた後、英文スクリプトを見ずに、何度も聞き直してもう一度解答を考え、どうやっても聞き取れない箇所を洗い出します。

その箇所をディクテーションをして、書き出してみます。

そしてようやく、英文のスクリプトと正解を見ます。

自分が聞き取れなかった部分はなぜ聞き取れなかったのかをディクテーションと照らし合わせ、原因を特定します。

その後は、音声を聞きながら、同じ速度で発音していきます。

その時、ただ聞こえた音を口に出すだけにせず、意味を解釈しながら進めていきます。この、いわゆるシャドーイングを何度も繰り返していました。

シャドーイングは机に座ってやっていても気がついたら気絶してしまうだけなので、家と予備校の行き帰りや、休憩中の散歩の時などに、やっていました。

体を動かしながらなので、意識を失うことはありませんし、それなりに声のボリュームも出すことが可能です。

 入試前

入試が近づいてきたら、「点数を取る」ということに重点を置いて取り組みます。

この段階では、事前の選択肢読みをいかに効率良く時間をかけ過ぎずに行うか、であったり、聞いてる間のメモの取り方、選択肢の選び方、30分間で長い英文を3つ聞くための集中力を養っていきます。

しかし、この段階でも、一度解いた英文を使って、予備校の行き帰りや勉強の合間の休憩時間にシャドーイングしていました。

とにかく英語の音に触れ続けるように意識していました。

結果本番は1問ミスで 28/30 を取ることができ、無事合格できました。

初期の純粋なリスニング力をつけようという段階で使う教材は、必ずしも、東大形式である必要はないかもしれませんが、私は、早い段階から長い英文に慣れておきたいというのと、あと何より東大形式で勉強する方がやる気が出るので、この本を使っていました。

また、英語リスニングに着手するにあたって、

本書のChapter1の戦略は、とても大切で、ためになることが書いてありますので、一回読むだけでなく、時々読み直して再確認することをオススメします!

問題の解き方に関する戦略もあるので、直前の実戦期においても役立つ内容が豊富です!

学習の進め方(リスニング得意編)

英語リスニングの力はある程度あるから、実戦形式で問題を解く練習を多くやりたい!という方は、Chapter 3から始めて、点数を取ることを主眼に置いて、問題を解いていくことをお勧めします!

本書を解ききってしまって、もっと解きたいという方は、本書以外にも「鉄緑会の東大英語リスニング」などもあるので、それらも活用していくと良いでしょう!

おすすめポイント

 実際の東大入試に即した練習ができる

東大英語の本番で主題されるような、長い文章、多種多様なトピック、そして5つの選択肢といった形式の問題練習の経験を積むことができます。

やはり、本番と同じ形式に特化して練習するということはとても効果的です。やる気も出ますしね!

 リスニング音源がパソコンやスマートフォンからダウンロードできる

これは割と大事なポイントです。

CDの場合いちいち、ダウンロードしてスマホに入れるのが面倒臭いです。

アプリでダウンロードできれば、本を買ってすぐに勉強を始められます!

 コラムが面白い

途中途中で、キムタツ先生のお知り合いの先生方の過去エピソードが登場します。

私はこのコラムが割と好きで、休憩がてら読み、リスニングに対するモチベーションがちょこっと上がっていました。

みなさんも買ったらぜひ読んでみてくださいね!

SSS Educationって?

SSS Education「国内最高峰の教育を、全国へ」の理念をもとに2022年6月30日に創業しました。
講師には東大理3生のみを採用しており、質の高い教育を届けています。
SSS Educationの教育内容は、才能やセンスに頼らない設計にし、

誰しもが 努力をすれば国内屈指の実力を体得出来るカリキュラムを開発しております。
正しい知識を持った講師が一人ひとりに合わせた適切な学習計画を構築し、効率を最大限に高めていきます。
あなたの努力の方向性を正し、合格へと導きます。
※2024年合格実績…(40名中)
東京大学 – 理科三類(2名中2名合格),理科二類,理科一類(2名)
国立医学部 – 10名 , 私立医学部 – 8名
40名中医学部合格者20名、東大、一橋大学を含む難関大学16の合格者 (3/27時点)

※SSS Educationでは入塾制限を設けておりません。全ての方にご利用いただけます。

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