受験数学の革命児 NEW ACTION LEGEND ! 新時代の網羅系参考書を東大理3講師が徹底レビュー!
受験数学の革命児 NEW ACTION LEGEND ! 新時代の網羅系参考書を東大理3講師が徹底レビュー!

受験数学の革命児 NEW ACTION LEGEND ! 新時代の網羅系参考書を東大理3講師が徹底レビュー!

受験数学の革命児 NEW ACTION LEGEND ! 新時代の網羅系参考書を東大理3講師が徹底レビュー!

今回紹介するのは、あのチャート式や Focus Gold を超えるとも言われている「NEW ACTION LEGEND」です。

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・目次

◇ はじめに 〜数学上達に必要な姿勢〜

数学の問題をただ解けばそれで数学の勉強になると思っていませんか?そのような勉強を続けていても、一問解いたら一問できるようになるだけです。

しかしそれでは、「入試問題が解けるか解けないか」が「それまでにその問題を見たことがあるかないか」にかかってしまいます。

それを防ぐために大事なことは、1を聞いて10を知ろうとする姿勢です。もっと難しく言えば、一つ一つの問題からきちんと一般的な法則を抽出し、それらの法則を体系化・整理することが大事になります。

要は、「良い道具を作って、使えるようきちんと整理しとこうね」というわけです。

さてさて、冒頭で紹介した NEW ACTION LEGEND はそうした観点で非常に素晴らしい参考書です。早速紹介していきましょう!

◇ ①非常に高い網羅性

道具を整理しようとしても、登場していない道具があっては困りますね。NEW ACTION LEGEND はかなり網羅性が高く、これに書いていることをきちんと学習すればかなりの上級者になれるものとなっています。

例えば、1+A では部屋割り論法やプラグマグプタの公式、2+B では連分数や無限降下法、数学 3 ではロピタルの定理やマクローリン展開…といった、マニアックだが大学入試で非常に役立つテーマを丁寧に解説しています 。

◇ ②体系化・整理がしやすい

道具だけデーンとばらばら渡されても、様々な道具に優先順位をつけたり、どれとどれを同列に考え、どれとどれを対照的な例と考えるか、といった頭の中の整理をしたりするのは、なかなか大変なことです。
NEW ACTION LEGEND では、「例題マップ」がついていて、まずはどれを学習すればよくて、それが終わったら次はこれとこれで、最終的にはこれを学ぶと整理できますよ、というのが非常に明確になっています。

NEW ACTION LEGEND の例題マップに従いながら学習を進めれば、一つ一つの道具を理解しながら、それらの道具の整理も順調に進めることができますので、おすすめです。

◇ ③充実の問題数

いくら道具一つ一つについて学ぶとか、道具たちを整理するといっても、実際に自分で使えるレベルにならないといけません。

NEW ACTION LEGEND では数学ⅠAで1287題、数学ⅡBで1406題、数学Ⅲで1112題と問題数が大変豊富で、これは青チャート等、他の網羅系参考書を凌駕する数字です。道具を知るためにも、道具を整理するためにも、道具に習熟するためにも、これだけの問題数があれば十分でしょう。

書籍名問題合計数
NEW ACTION LEGEND 1+A, 2+B, 33805
青チャート 1+A, 2+B, 33006
フォーカスゴールド 1+A, 2+B, 33674
総合的研究 1+A, 2+B, 32033
主要の網羅系参考書の問題数比較 (SSS Education 調べ)

さて、それでは以上の NEW ACTION LEGEND のポイントをまとめましょう。

◇ おすすめポイントまとめ

上記のような観点から考えて、NEW ACTION LEGEND は、完全に初学者がまずは道具を学ぶために使うのにも最適だし、逆にある程度数学を勉強したつもりだけどなぜか伸びない…という悩みを抱えた人が持っている道具を整理するために使うのにも最適な、万人受けする参考書だと思います!

これ以外にも、解法に至るための思考プロセスについても丁寧に書かれているなど、 NEW ACTION LEGEND の素晴らしい工夫は枚挙に暇がありませんが、重要なポイントをまとめると以下の通りです。

非常に高度な網羅性受験に必要な道具が揃っており安心!
体系化・整理しやすい問題同士の関係性の視覚化により、整理しながらインプット可能!
充実の問題数数学上達には何よりも使えることが重要!

◇ 学習計画の道標

参考書の内容を習得するためには、計画的な継続と反復が鍵になります。故に、各参考書のページ数や章の数、問題数をおさえておくことは勉強計画作成に非常に重要になります。下表にある程度の指標を共有しておきますので、勉強計画を立てる際にはご参考になさってください!

分野本編問題数
1+A615p 8章 +α 22節 + 10特講1287
2+B692p 7章 +α22節 + 7特講1406
3581p 6章 +α20節 + 5特講1112
本編のページ数は、表紙や目録・解答編を除いた、実際に取り組む際の目安となるページ数を記載。
学習計画のご参考に。

👇 amazon の概要欄に抜粋が掲載されています👇

◇ 学習のコツ:数学初学者向け

「初めて数 1+A, 2+B, 3 を勉強する」「学校でやった分野もあるけど全然わかっていない」といった方は、以下の3ポイントを意識して取り組みましょう。

  • まずは、星1★、星2★★ から!
    頭から完璧に参考書を完成させたい!という気持ちはわかります。私だって実はそんな時期があって、途中で難しい部分に突き当たっては挫折して、何度も最初からやり直してました笑。完璧にしたい気持ちはわかりますが 、まずは地道な理解な養い、全体像をぼんやりと見えることになることが肝要です!

    よって、まずは星1★、星2★★ から取り組んで、星3★★★の問題はちらっと見てわからなかったら潔く飛ばしましょう!
  • 「まとめ」と「思考プロセス」を大事に!!
    各章の最初になる基礎事項の「まとめ」の通読は言わずもがな。数学に対する最低限の理解は必須です。

    また、それだけでなく、NEW ACTION LEGEND は、各例題に対し、問題の解法にたどり着くための過程を「思考のプロセス」でまとめてくれています。数学ができない人ほど解答に飛びつきがちですが、大事なのは「なぜその解法を用いるか?」という根拠です。したがって、数学が苦手な人ほど、数学が得意な人がどのように問題に向き合っているかについて、強く意識して学ぶ必要があります。
  • 3分詰まったら解説をチラ見しよう!
    数学初心者の場合、まずは基本的な問題とその解法のインプットから始めるべきです。もちろん、考える時間も大事ですが、最低限のインプットをもとに学習は始めるべきでしょう。

    「数学は暗記じゃない」と巷でよく言われますが、それは数学ができて最低限の暗記事項はすんなり頭に入っている人が言うことで、まずは暗記から始めても大丈夫です。実戦で道具を使いこなす前に、まずは道具のチュートリアルを最速で経験すべきです。

◇ 学習のコツ:数学中級者向け

「一通り学習を終えたけど、まだ共通テストでも6割7割を超えない」「中堅レベルの記述模試でも全然できない」といった方は、以下のポイントを参考にしてください。

  • 多く!速く!丁寧に!解こう
    多くの受験生の数学が伸び悩む3大理由は、①演習量不足②計算練習不足③情報整理ルーチンの脆弱性です。

    ギクッっとした方も多いんじゃないんでしょうか。しかし、安心してください。その対策は非常にシンプルです。その概要を以下に記します。

    ①演習量不足
     👉練習問題まで必ず取り組みましょう。

    ②計算練習不足
     👉各問題に必ず制限時間を設けましょう。なるべく暗算で飛ばせる部分は飛ばしましょう。

    ③情報整理ルーチンの脆弱性
     👉式の各項のまとまりを意識する、大事な式を一箇所にまとめる、必ず方向性を決めて式変形を行う、などを徹底しましょう。

    練習問題を、例題を解いた次の日にずらして行うなど、記憶への定着も良くなる一工夫もご参考になさってください。
  • Play Back を読もう!
    NEW ACTION LEGEND のコラムには、Play Back という、例題で扱った事項の背景知識や一般化、解答作成上注意すべき点などをレビューする形で紹介しています。模試や過去問などで苦戦した問題が、実は背景知識があれば楽勝だった、ということも少なくありません。上級者にランクアップするために、数学的な理解も高めていきましょう!

◇ 学習のコツ:数学上級者向け

「一通り学習を終えたけど、まだ共通テストも8割は安定してとれる」「GMARCH レベルなら確実に合格点が取れる」といった方は、以下のポイントを参考にしてください。

  • 星2★★までは頭で方針を考えればOK
    上級者の網羅系参考書の使い方は「ツブシ」です。すなわち、苦手な部分がないか精査し、その部分を再確認し埋めることが重要になります。そして、簡単な問題に時間をかけず、難しい問題を考える時間にあてるべきです。
    よって、星2★★以下の比較的簡単な例題については、問題文を読み頭の中で方針を考え(あわよくば暗算で解ききり)、ある程度固まったら解説を読んで確認するといった感じで、パパッと飛ばしていくことが大事になります。
  • 星3★★★星4★★★★は、素早く解き、確実に答えを合わせる。
    上級者でも演習が完璧な人は殆どおらず、網羅系参考書に計算されるような典型題が意外と時間がかかったり、計算が煩雑になり計算ミスをしたりして苦戦することは少なくありません。よって、星3★★★星4★★★★の問題については、実戦の如く時間を測り確実に満点を取りに行く姿勢で取り組みましょう。目安時間は各問 10-15 分の間で考えると良いと思います。
  • Go Ahead まで読もう!
    上級者は是非コラムの Go Ahead の欄も読むようにしましょう。共通テストなどでは使いませんが、上位国公立大学・早慶の2次試験を受ける場合はおさえておきたい数学の知識が紹介されています。何より、読む人にとって面白く書かれているので、是非、努力を積み上げた上級者の特権である「数学を楽しむ能力」をフル活用してください!

こちらに amazon でリンクを貼っておきますので、魅力的な参考書だと思った方は1冊からでもよいので是非トライしてみてくださいね!めちゃくちゃおすすめなので!

受験のお悩み、東大理3生に相談できます!

いかがでしたでしょうか?同じ参考書でも、最適な使い方は学習者の現状の実力でも変わってきますが、決してそれだけではなく、得意・苦手の性向(2次関数はできるけど場合の数ができない、マーク模試だと解けるけど記述式だと全然できないといった傾向)や考え方の癖によって、使い方は変わってきます。

しかし、自分にどんな勉強法があっているのかは、なかなか自分ではわからないものですよね。自分の考え方の癖なんて自分で気付けるはずが…

そのような受験の悩みを抱えている方は、是非一度当ブログの編集部員である東大理3生に無料で1対1で相談してみてください

受験生の時間は限られていて、非常に貴重です。非効率な方法で続けてしまった学習法は、その貴重な時間を効率悪く使ってしまうことになり、その時間決して返って来ません。ですので、受験に悩まれる方は東大理3生に相談することで、一日でも早く学習方法の課題を解決し、より多くの時間を効率高く活用できるようにしましょう!

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